2013年12月31日火曜日

2013年 読んだ山関係の本とか

ここ半年は、山関係の本や冒険記、雑誌をやたらと読んだので、ちょっとここにメモ。

神々の山嶺 全5巻セット谷口ジロー・夢枕獏
・絵もストーリーもいい。一気に全巻読んだ。ラストもとても良かった。
K(ケイ) (Action comics) 画・谷口 ジロー 作・遠崎 史郎
凍 (新潮文庫):沢木耕太郎
・超おすすめ。壮絶なノンフィクション。山野井泰史・妙子夫妻のヒマラヤ ギャチュンカン(7,952m)登攀の記録。
垂直の記憶 (ヤマケイ文庫) 山野井泰史
・面白かった。
青春を山に賭けて (文春文庫):植村直己
・超おすすめ。普通に旅行記としても面白い。3回は読んだ。
極北に駆ける (文春文庫):植村直己
・これもおすすめ。エスキモーに関する話もおもしろい。
エベレストを越えて (文春文庫):植村直己
・これも2度は読んだ。
脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち (ヴィレッジブックス):スラヴォミール ラウイッツ
・超おすすめ。第二次世界大戦さなか、シベリアの強制収容所から脱獄してインドまで歩いて逃げたという話。人間はこんなにも忍耐力があるものなのでしょうか。もう凄すぎて絶句です。
死のクレバス―アンデス氷壁の遭難 (岩波現代文庫):J. シンプソン
・おすすめです。壮絶なノンフィクション。シウラ・グランデ峰(6356m)未踏の西壁に挑み登頂を果たすが・・・という話。山で自分に万が一のことがあった時には、この本を思い出すことにします。本書を元に制作された映画「運命を分けたザイル」もおすすめ。
空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む (集英社文庫):角幡唯介
・超おすすめ。かなり面白かった。
雪男は向こうからやって来た (集英社文庫):角幡唯介
・雪男を本気で探す人がいたことを初めて知った。
初代 竹内洋岳に聞く (ちくま文庫):塩野米松
・面白かった。色々と勉強になった。
グランドジョラス北壁 (中公文庫BIBLIO):小西政継
・超おすすめ。一気に読んだ。勉強家で一流の登山家という印象を持った。登山家が書いたとは思えない文章が印象的。
マッターホルン北壁 (中公文庫BIBLIO):小西政継
・これもおすすめ。
北壁の七人 - カンチェンジュンガ無酸素登頂記 (中公文庫):小西政継
ヒマラヤを駆け抜けた男―山田昇の青春譜 (中公文庫) :佐瀬稔
・山田昇という人の人柄が印象的。
絶対に行きたい! 世界の名山 (中経の文庫)
・オールカラー写真でコンパクトなのがいい。
高いところが好き (小学館文庫): 田部井淳子
・登山歴が凄い。
日本人の冒険と「創造的な登山」本多勝一ベストセレクション (ヤマケイ文庫)
石川直樹 写真集 Mt.Fuji [ペーパーバック]

■ガイドブック等
入門&ガイド 雪山登山 (ヤマケイ入門&ガイド):野村 仁 (著)江崎善晴 (イラスト)
雪山エントリーコース (ワンゲルガイドブックス09)
山道具 選び方、使い方:高橋 庄太郎
『トレッキング実践学』と似てます。情報満載。紙面デザインがかっこいい。
北アルプス テントを背中に山の旅へ:高橋 庄太郎
アルプストレッキングサポートBOOK 2013
アウトドアクッキング大事典―焚き火・鉄板・網焼き・ダッチオーブン・鍋で豪快に作る:太田潤
・メニューがたくさん載ってます。
地図の読み方 地図アプリの使い方 (るるぶDO! )
・地図の本は何冊か買ったけど、どうも読む気がおこらない。
カラー版 パタゴニアを行く―世界でもっとも美しい大地 (中公新書):野村哲也
・写真も豊富でガイドブックとしてかなり良さそう。

まだ読み終えてないのは、長谷川恒男 虚空の登攀者 (中公文庫)、狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死 (中公文庫) 、ラインホルト・メスナー自伝―自由なる魂を求めて[単行本]、世界130カ国自転車旅行 (文春新書) 中西大輔、新田次郎 孤高の人(新潮文庫)、星と嵐 6つの北壁登行 (集英社文庫) ガストン・レビュファ、ドキュメント 滑落遭難 (ヤマケイ文庫) 、山歩きのオキテ―山小屋の主人が教える11章 (新潮文庫) 工藤隆雄、百年前の山を旅する (新潮文庫)服部文祥。

2013年12月24日火曜日

風邪と歯痛

この3連休はテンションが上がれば大山 (鳥取県)へでもと思ってたのですが、治りかけてた風邪がひどくなるし、おまけに歯まで痛くなってきて(昨日、数年振りに歯医者に行った)、本当に最悪の3日間でした(ついでに言うとなぜか左肩も痛い)。昨年は12月中頃から足の指を負傷してまともに歩くことすらできなかったので、どこへも行けず本当に最悪だったのですが、今年はそんなことにならぬよう、まずはしっかりと風邪を治したいと思います。ここ最近『脱出記』『死のクレバス』を読み終えたばかりなせいか、少々のことで諦めたりへこたれてはいけないという思いが強いです。比べるのもおこがましいですが、風邪と歯痛なんてちょっとした擦り傷みたいなもんです。どちらの本もかなりおすすめです。


2013年12月15日日曜日

今年活躍した靴 AKU VERTIGO GTX

IMG_0716

たしか今年の3月頃に購入しました。石鎚山、八経ヶ岳、槍ヶ岳、富士山、前穂高岳はすべてこの靴で登りました。軽いトレランシューズも良いですが、やはり多少重くてもソールが固くて足首までホールドされるハイカットの靴は安心感があります(特に重いザックを担いで歩く場合)。足との相性が良いのか、かなり歩きやすく、重量も680gなのでそこまで重く感じません。デザインもなかなか気に入ってます。ただ、この靴はコバが付いてないので、ぼくが持ってるアイゼンは付けることができないので、これからのシーズンはちょっと出番がないかもしれません。

AKU // Trekking & Outdoor Footwear - Sito web ufficiale

2013年12月13日金曜日

つい交野山へ

■日程:2013年12月8日(日)
■天候:曇り
■アクセス:私市駅から徒歩
■コース
私市駅12:46発→くろんど園地休憩所13:16着→キャンプ場13:30着→交野山 山頂14:26着(休憩10分)→河内森駅15:42着



私市へは電車で30分ほどなので、移動時間の楽さに甘えて、また交野山に登ってきました。今回は道がわかっていたせいか、あっという間に山頂に着きました。(あまりに楽すぎる)

下りは登って来た道を途中まで戻り、河内森駅へ下りて行きました。

ここ数日で気温が下がり、それほど高い山でなくても雪が積もってきているようなので、これから登るのが楽しみです。

※NEX-3Nにて

DSC00460

DSC00465
くろんど園地休憩所

DSC00468
キャンプ場

DSC00469

DSC00479

DSC00476
無人販売 100円

DSC00481
石仏

DSC00488
交野山 山頂 前回より人が多かった

LR-00489

DSC00490

LR-00493

DSC00499
ここも無人販売

LR-00500
天田神社



■関連
2013/07 久しぶりの交野山

2013年12月7日土曜日

patagonia atomを購入

IMG_1424

今年の夏に山登りのサブザックとして購入したのですが、なかなか持って行く機会がなくて、今のところほぼサイクリングの時にしか使ってません。。。ウエストベルトが付いてて体に固定もできるし、サイクリング用バックとしてはかなり使いやすいです。

2013年11月23日土曜日

迷った末に蓬莱山へ

DSC00166
蓬莱駅ホームより

■日程:2013年11月17日(日)
■天候:晴れのち曇り
■アクセス:JR蓬莱駅から徒歩
■コース
蓬莱駅12:15発→薬師滝→小女郎峠14:12着→蓬莱山頂14:33着(14:50発)→小女郎峠→薬師滝→蓬莱駅16:33着



約5ヶ月ぶりに蓬莱山に登ってきました。(実はこの日も寝坊をしてしまい、迷った末に蓬莱山に行くことに)

行きしなの電車で、こないだ中古で買った田部井淳子「高いところが好き」(小学館文庫)を読んでたら、赤ペンでいっぱい印はついてるし、解説部分はごっそり破かれていて笑けました。それはともかく、海外のおもな登山歴を見ると有名どころをかなりたくさん登ってて凄いなと思いました。。。

DSC00172

こないだ前穂高岳へ行った時にデジカメを無くしてしまったし、以前から5dmk2をぶら下げて山登りするのはちょっとツラいと思ってたので、これを機会にNEX-3Nを購入しました。軽いし小さいし、画質もいいので大満足です。安かったし。

DSC00173

いつも通りの遅いスタートだったので、上りは僕ひとりでしたが、下ってくるパーティーを3組ほど見かけました。1組は外国人でした。

LR-00174

LR-00179
マムシグサ

LR-00181
キノコをよく見かけた

LR-00182

DSC00183

DSC00184
もうそろそろ小女郎峠

DSC00188
小女郎峠到着

DSC00189

DSC00196

今回は小女郎ヶ池へは行かず、すぐさま蓬莱山頂へ

DSC00197

山頂から下りてきた中学校の登山部? 下りでまた一緒になった。

DSC00198

蓬莱山頂到着。あまり人はいませんでした。山頂一帯は風が強くてちょっと寒かったです。スタート時に暑くなってジャケットを脱いでからは、メリノ2のみでここまで登ってきたのですが、さすがにここは1枚では寒くてジャケットを着ました。

LR-00199

先日、スント Core Lava Red (コア・ラヴァレッド)を購入しました。蓬莱駅を出てすぐ近くにあるベンチでFieldAccessのGPS記録を開始すると高度が98mだったので、これを信じてスントに98mを入力しました。蓬莱山頂は「1174 m」でスントは「1187 m」。98mがどれだけ正しいのかわからないので、なんとも言えないですね。。。

ただ、登っている最中にスントの高度の数値がどんどんと上がっていくのを眺めるのは気持ちが良かったです。

DSC00209

山頂付近でうろちょろしていると、スントの気温の表示がどんどん下がってきました。腕に着けてると正確に気温を計測できないので(たぶん)、ザックに装着してしばらく放置してると9℃まで下がりました。

DSC00201
所々に雪が

DSC00200

DSC00211
寒いのですぐに下山

DSC00213

DSC00215

DSC00219
見た瞬間、ブラックスパイダーマンを思い出した。。。

DSC00220

DSC00222

DSC00218

道が濡れていた上に、トレランシューズだったせいか、下りは何度か滑りました。一度はかなり滑って手をつき、久しぶりに血豆ができました。

DSC00224
蓬莱駅到着

約1ヶ月ぶりに登ったせいか、翌日は全身筋肉痛になりました。雪が積もったらまた登りに来たいと思います。
今年の冬はこんな感じでした。