2013年10月23日水曜日

上高地から岳沢を経て前穂高岳へ(1日目)

■日程:2013年10月13(日)
■天候:快晴
■アクセス:車・タクシー
■コース ※デジカメを紛失したので所々コースタイム不明
1日目
上高地BT5:20発→河童橋→天然クーラー6:34→岳沢小屋8:45頃→紀美子平11:55頃(休憩15分)→前穂高岳 山頂12:30頃着(休憩20分)→紀美子平→岳沢小屋(テント泊)

2日目
岳沢小屋7:00頃→河童橋→上高地BT9:43

1日目 10月13(日)上高地〜岳沢小屋〜前穂高岳


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上高地バスターミナル

タクシーで午前5時10分頃に上高地バスターミナルに到着。すぐに保険と登山計画書を書いて、最初の目的地である岳沢小屋へ出発しました。まだ少し暗かったです。そういえば、登山計画書の生年月日を記入している時に、この日が自分の36歳の誕生日であることに気がつきました。ちなみに今回も槍ヶ岳のメンバーで登りました。

※どこかにデジカメを忘れてきたので5dmk2で撮った写真しか残ってない。デジカメでも撮りまくったのに残念。。。

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河童橋より

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この板の上は所々凍っていて、何度かちょっと滑りました。ザックが重かったのでかなりひやっとしました。ここだけはかなり慎重に歩きました。

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天然クーラー

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霜が

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トレックライズ1

岳沢小屋に到着。コースタイムは2時間30分だったので、たいして疲れないだろうと思ってたのですが、テント泊装備だったせいか、なかなか疲れました。調子に乗って5dmk2を首からぶら下げてたのもよくなかったかも。。。

岳沢小屋に到着すると、早速テントを張りに行きました。ただ、まさかこんなガレ場にテントを張るとは思ってなかったので、ちょっとびっくりしました。しかも、小屋の近くはかなり埋まっており、テントが張れそうな場所(平らな場所)はほとんどありませんでした。ペグも2種類持っていったけど全く意味なし。うろちょろしてると場所を取られそうだったので、すぐに決めて張りました。

それにしても、入り口側にデカイ石がいくつも積まれているのがどうも落ち着きませんでした。寝ている時にゴロっと崩れてこないことを祈ってました。

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重い荷物はテントに置いて、サブザック(今回用に購入したdeuter SpeedLite 15)にカメラ2個・水筒・雨具を入れて、前穂高岳に向けて出発しました。
テントを張ったガレ場を通って向こう側に渡ると驚きの光景が。。。そこにはテントを張るための整地された場所がありました。。。しかも、かなり空いてました。こんないい場所があるとは知らず、急いであんなゴロゴロした石の上に張ったことを後悔。。。戻って移動させようかと思いましたが、めんどうなので帰ってきてから検討することに。(帰った時は1つしか空いてませんでした)

紀美子平までの重太郎新道は紛失したデジカメで撮ってたので写真が残ってません。道もほとんど思い出せません。。。ただ、しんどかったことだけは、はっきりと覚えてます。一緒に登ったメンバーもかなりきつそうでした。

重太郎新道を登る途中、テント泊装備のザックを担いだ2人組(たぶん夫婦)とお話をしました。奥穂高岳へ行くとのことで、でかいザックを担いでる旦那さんはかなりきつそうでした。

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紀美子平に到着。天気は快晴でここからの景色はめちゃ良かったです。
焼岳、乗鞍岳が見えます。

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奥穂高岳へ向かう人もちらほらいました。僕たちも奥穂まで行きたかったのですが、今回は厳しいと判断。。。

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拡大すると、かなり人が見える

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紀美子平から前穂高岳山頂までの登りは、なかなか急でした。そういえば途中、一方通行の道(鎖場)で渋滞がありました。ロープを使って降りてくる親と子供の集団で、かなり待ちました。やっと全員下りたかと思ったら、集団の後からもぞくぞく下りてきて、、、15分ほど待ってたと思います。なかなか途切れそうになかったので、鎖は使わず、下る人の外側をまわって登りました。(石鎚山の渋滞を思い出した。あの時はもっと最悪だった)

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前穂高岳(3,190m)山頂到着。山頂一帯は結構広くて、メンバーを待ってる間は場所を移動して何枚も写真を撮ってました。槍ヶ岳のとんがりはかなり目立ちました。富士山(のはず)も見えたのですが、デジカメで撮ったので写真が残ってません。。。風がちょっと強かったので、そのうちだんだんと寒くなってきました。

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岩登りをする2人組。後ほどこの2人組も登ってきて、記念撮影を頼まれた。

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下りはピストンです。道が急勾配なので、あまり楽ではありませんでした。最後の方はかなり疲れてました。上からテント場は見えてるのになかなか着かないし。。。珍しく少し膝にきました。

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ちゃんこ鍋をするために購入したライテッククッキングセット

岳沢小屋のテント場に戻ってきてからすぐに飲んだビール(アルコールなし)がめちゃうまかったです。ひと休憩してからすぐに晩飯の準備。車の中で一睡もしてなかったせいか、食事中はぼんやり頭が痛かったです。

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岳沢小屋の前から見える景色がとても綺麗だった

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ぼくが持参したトレックライズ1には男2人で寝ました。ちょっと窮屈でしたが、寝るには問題ありませんでした。地面は石のせいで少しデコボコしてましたが、リッジレスト ソーライト(S)を敷くとあまり気になりませんでした。服装は、上はキャプリーン3にナノパフプルオーバー、下はヒートテックタイツに今回用に購入したモンベルのU.L.ダウンパンツでした。この格好で寝袋に入ると暑かったので(特に足が暖かすぎて)、上からかけて寝ました。

午後8時頃に目が覚めた時は少し寒かったので寝袋に入りました。外に出て空を眺めるとぽつぽつ星がでてました。
結局3度ほど目が覚めたのですが、午前3時頃に目が覚めて外に出た時には、空一面に星がでていてとても綺麗でした。あまりに綺麗なので、隣で寝ぼけているM君をなかば強引に起こして星空を見てもらいました。

2日目はこちら

2013年10月19日土曜日

太神山・矢筈ヶ岳

■日程:2013年10月6(日)
■天候:晴れ
■アクセス:石山駅よりバスでアルプス登山口
■コース
アルプス登山口12:50発→迎不動13:11→泣不動13:52→山門(二尊門)14:00→不動寺本堂14:17→太神山 山頂14:20→矢筈ヶ岳15:25→アルプス登山口16:40着

台風のせいで延期になった前穂高岳がいよいよ来週に迫ってきたので、一週間前の土曜はいつもの12kmを走り、翌日の日曜は以前から気になっていた太神山(たなかみやま)へ登ってきました。実はこの日は伊吹山に登るつもりだったのですが、行くのに時間がかかるのがまたもや面倒になって、もうちょっと近場へ行くことに。伊吹山へ登るのはいつになるやら。。。

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石山駅からバスで終点のアルプス登山口で下車。ここを出発した時はもう昼1時前でした。「関西日帰り山歩きベスト100」のコースタイムは4時間40分で、写真を撮りながらのんびり登ると帰り道が暗くなりそうなので、急いで登ることにしました。

終点で降りたのはぼくとおじさんだけで、不動寺までの道のりは、このおじさんと若者グループ1組しか見かけませんでした。(川原で水遊びする家族連れはちらほらいましたが)

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松茸が採れるようで、至るところに入山禁止の張り紙が

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迎不動

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右へは進まず直進(下りは右の道から下りて来る)

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泣不動

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山門(二尊門)

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二体の石仏

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千と千尋のカオナシを思い出した

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不動寺は雰囲気のいいお寺でした。ここで若者グループ1組を見かけました。

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不動寺本堂

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巨大な岩 とりあえずここをくぐった

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太神山 山頂

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展望はよくない

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この鹿の置物?は恐かった

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何度かヘビを見かけた

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不動寺の山門を出て、登って来た道を少し引き返し、左(上写真)に曲がって矢筈ヶ岳(やはずがたけ)向かいます。
(通行できませんの看板があるので、泣不動あたりまで下って左に入る道を探したけど、どこにもないので、またここまで戻ってきた)

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矢筈ヶ岳までの道のりは退屈だったので、ほとんど小走りで上り下りしてました。赤テープがあるので、迷うことはないと思います。少し時間が遅めだったせいか、ゴール直前まで誰一人見かけませんでした。

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矢筈ヶ岳 頂上562m

途中、自分が歩いている数十メートル下の方でガサガサと音がしたかと思うと、ピーという鳴き声がして動物が2頭ほど逃げていきました。あれはいったい何の動物だったのか気になります。あと、この日は3、4匹ヘビを見かけました。半パンにトレランシューズだってので、万が一噛まれた場合のことを考えるとちょっと気持ち悪かったです。

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ここの崩壊具合は凄かった

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御仏堰堤

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こういう道の感じは以前登った金勝アルプスに似ている

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アルプス登山口まで戻ってきて休憩をしてると、少し前に追い抜いたおじさんおばさん3人組グループも到着して、バスが来るまでお話をしてました。昼1時前にここを出発したと言うと、若い兄ちゃんは速いねぇ〜とほめられました。(内心、そんな若くないですと思いつつ)